質問
Thunderbirdの受信ファイルのウィルス対策方法を教えてください.
回答
Thunderbirdでは,受信メールは一つの大きなファイルとしてまとめて保存されます.
したがって,SSLで暗号化したメールを受信する場合,ウィルスチェックソフトウェアをインストールしていても,メールのウィルス感染は検知されないようです.
下記のように設定すると,受信メールをいったん別の一時ファイルに保存してから受信メールボックスに追加しますので,この過程でメールのウィルスチェックが可能となります.
手順
- Thunderbirdを起動する.
- Windowsの場合:「メニュー(右上の三マーク)」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「ウィルス対策」を開く.
macOSの場合:メニューバーの「Thunderbird」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「ウィルス対策」を開く. - ウィルス対策の「受信したメッセージはいったん個別の一時ファイルとして保存してからメールボックスに移動させる」のチェックボックスをonにしてください.
※このオプションによるウィルスチェックは,HDDへデータをファイル化する時点で,自動的にウィルスチェックを行うウィルス監視ソフトウェアがインストールされている場合に有効となります.