メールデータをローカル環境にバックアップする手順について説明します.
バックアップしたデータを Mac Mail で表示する手順も案内しています.
メールデータが多数ある,あるいはサイズが大きい場合は,バックアップ処理に時間がかかります. 処理途中で中断しないように準備をしてください.
- スリープモードの解除
- ネットワークへの接続
- 受信トレイのフォルダわけ
メールサイズが大きくバックアップ処理が中断する場合、フォルダ分けしておきますと、フォルダ単位でバックアップできるため中断するリスクを減らすことができます.
バックアップの手順
!注意!バックアップを取得した端末とは別の端末にデータを保存したい場合、メール参照の作業はご自身の端末で行ってください
バックアップしたいメールのダウンロード
端末をWiFi等に接続し,メールを起動します.
図1
アカウントにある受信トレイ及びバックアップ対象の各フォルダーを右クリックし,「"アカウント名"を同期」をクリックします.
移行したいフォルダそれぞれで実施しておいてください(受信トレイも含む).図2
バックアップ
メニューより「メールボックス」>「メールボックスを書き出す」をクリックします.
図3
保存場所を選択し,「選択」をクリックします.
サブフォルダも併せてバックアップを行う場合は,先に「オプション」を押して「すべてのサブフォルダを書き出す」にチェックを入れて,「選択」をクリックします.図4
図5
しばらく待つと,指定したフォルダに「受信トレイ」フォルダが作成されます.
※ご利用のソフトウェアのバージョンにより,「INBOX」と表示される場合があります.(以後同様)
図6
【注意!】バックアップファイルは以降の手順を実施後も削除せず残しておいてください!
バックアップしたメールの表示手順
旧メールサーバからメールをバックアップ後,お使いのMac Mailで表示させる手順を記載します.
- フォルダごとまとめて読み込みたい場合はこちらをご確認ください.
- メールを1通ずつ,もしくは複数選択して読み込みたい場合はこちらをご確認ください.
バックアップしたメールデータは,PC内のディスクに保存されます.データファイルは 「削除しない」 ようご注意ください.
フォルダごと読み込む場合
「このMac内」に保存されます
メニューより「ファイル」>「メールボックスを読み込む」をクリックします.
図7
データの読み込み元は「Apple Mail」を選択して「続ける」をクリックします.
図8
1.で作成したフォルダーを選び「選択」をクリックします.
図9
取り込む対象のフォルダーが表示されます.「続ける」をクリックします.
図10
下のような画面が表示されるので,待ちます.
図11
「完了」をクリックします.
図12
「このMac内」の「読み込み」の中に先ほど作成したフォルダーが入ります.その中にメールデータが保存されていることを確認してください.
図13
メールを1通ずつ,もしくは複数選択して読み込む場合
メニューより「メールボックス」>「新規メールボックス」をクリックします.
図14
ローカル環境に保存するメールボックスを作成します.
「場所」のプルダウンより「このMac内」を選択し、「名前」欄に適当なフォルダー名を入力して「OK」をクリックします。
図16のようにフォルダーが作成されます。図15
図16
保存したいメールを右クリック>コピー>先ほど作成したフォルダを選択します.
このとき,複数のメールを選択することもできます.図17
メールがコピーされたことを確認してください.