テーマ ICT は大学の教育研究をどう変えるか?
開催日時 | 平成24年12月20日(木)09:30-16:50 (受付開始 9:00,懇親会 17:00-18:15) |
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シンポジウム会場 | 神戸大学百年記念館(神大会館)六甲ホール 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1 |
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懇親会会場 | 神戸大学瀧川記念学術交流会館 食堂 | |
参加費 | 無料 (懇親会は2,000円) | |
主催 | 神戸大学情報基盤センター | |
申込方法 | Webからお申込みください(※現在非表示) | |
申込期限 | 平成24年12月14日(金) 17:00 (できるだけ期限までにお申し込みください) 神戸国際会議場で12月17日(月)–19日(水)に開かれる 大学ICT推進協議会(AXIES) 2012年度年次大会直後の開催です。 ぜひ、ご参加ください。 |
プログラム
午前の部 09:30-11:50
09:30 | 開会挨拶 | (樫村志郎・情報基盤センター長) |
09:35 | CIO挨拶 | (武田廣・情報管理担当理事) |
09:40 | 講演: 情報基盤センター紹介 | (鳩野逸生・情報基盤センター副センター長) |
09:55 | 講演: 第2期ICT戦略の紹介 -ICT成熟度の高い大学へ― |
(蛯名邦禎・人間発達環境学研究科教授・前情報基盤センター長) |
10:20 | 休憩 | |
10:30 | 講演:情報教育におけるユニバーサル環境 -「情報基礎」への取り組みを通して- |
(熊本悦子・情報基盤センター教授,荻野哲男・情報基盤センター助教) |
11:10 | 特別講演:真摯・自由・協同の空間としての神戸大学スタイル・ラーニングコモンズ -知のマーケットプレースの開設に向けて- |
(蛯名邦禎・人間発達環境学研究科教授・前情報基盤センター長) |
昼食休憩 11:50-13:00
午後の部 13:00-16:50
13:00 | 招待講演:ICTのイノベーションが実現するスマートな社会基盤 | (三崎文敬・日本IBM株式会社 スマーターシティー事業 事業企画部長) |
13:50 | 招待講演:研究資源・研究情報のエコサイクルの確立を目指して -Researchmap プロジェクト- |
(新井紀子・国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授) |
14:40 | 休憩(コーヒーブレーク) | |
15:00 | 招待講演:ソーシャル機能と著作権管理機能を備えた「Todai OCW」「理想の教科書 Todai-eTEXT」の開発とICTを用いた教育改革 | (藤原毅夫・東京大学大学総合教育研究センター特任教授) |
15:50 | フリーセッションICTea Time -ICTの過去・現在・未来を語ろう- ![]()
現在コーナー
>>>>> ポスター展示/KHAN ○ 「教育研究用計算機システムKAISER」 >>>>> ポスター展示/KAISER,caesar,KUMA ○ 「事務系システム」 >>>>> ポスター展示/事務系システム ○ 「情報基盤センターの今」(PC デモ展示)
>>>>> ポスター展示/ICTの活用による研究・学習支援,学生のための自習施設の設置状況調査 ○ 「Learning Commons」 >>>>> ポスター展示/附属図書館が目指すラーニングコモンズ ○ フリーセッション「ICT と教育研究の未来を語ろう」(16:20-16:50) |
懇親会 17:15-18:15
17:15 | 懇親会(神戸大学瀧川記念学術交流会館 食堂) 参加費2,000円 (当日会場でお支払いください) |
特別・招待講演概要
蛯名 邦禎 (人間発達環境学研究科 教授・前情報基盤センター長)
「真摯・自由・協同の空間としての神戸大学スタイル・ラーニングコモンズ―知のマーケットプレースの開設に向けて―」
神戸大学は、複数の地区に分散し、なかでも六甲台地区では標高差の異なるいくつかのキャンパスに分かれている。そのため、大学のシンボルとなるような中央広場が存在しにくい。その中で、新たに分散協調型の「神戸大学スタイル」ラーニングコモンズを整備することによって、「いつでもどのキャンパスでも、専門分野や学部の枠を越えて、学生同志が自由に集い、闊達に議論したり、協同で学習したり、学術的な企画を推進できる」環境を創生し、本学のモットーである「真摯・自由・協同」の精神を21世紀に求められる大学教育の中に結実させていくにはどうしたらよいか、本学ラーニングコモンズWGによる調査と検討結果を踏まえて議論したい。
三崎 文敬 (日本IBM株式会社 スマーターシティ事業 事業企画部長)
「ICTのイノベーションが実現するスマートな社会基盤」
インターネットとブロードバンドの普及とともに、ICTは個人のライフスタイルはもとより、企業活動や社員のワークスタイルを大きく変革してきました。そして今後は持続可能な社会のために環境・エネルギー問題や社会インフラのイノベーションにICTの活用が期待されています。本講演ではそれらを支えるICT技術であるThe Internet of Things、クラウド・コンピューティング、ビッグデータなどの動向とともに先進的な事例を通して将来を展望します。
新井 紀子 (国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授)
「研究資源・研究情報のエコサイクルの確立を目指して―Researchmapプロジェクト―」
Researchmapは2009年に国立情報学研究所が開発・公開した研究者情報プラットフォームであり、2011年にReaDと統合し、ReaD & Researchmapとして、22万人以上の研究者に研究情報発信基盤・研究情報収集基盤・研究者SNSとして利用されている。 Researchmapの成立経緯を通して、研究資源・研究情報が、各時代のニーズおよび技術の下で、どのように収集・利活用されてきたかを概観するとともに、研究資源が発生時点からデジタルであるようなボーンデジタル時代の学術研究情報のエコシステム(循環型情報活用基盤)を今後いかに確立すべきかについて試論を述べたい。
藤原 毅夫 (東京大学 大学総合教育研究センター 特任教授)
「ソーシャル機能と著作権管理機能を備えた「Todai OCW」「理想の教科書 Todai-eTEXT」の開発とICTを用いた教育改革」
東京大学で私たちが進めているTodai OCW, Todai-eTEXTについて紹介するとともに、これらに共通した著作権管理機能、業務管理機能について述べる。 東京大学ではこれらの電子化教材については、個々の教員ではなく大学が著作権許諾の処理を進めている。 また我々が進めている シラバスの統一化、全学授業カタログなどについても紹介し、それらを一貫して繋ぐ考え方について議論する。東京大学は、長年の伝統のために、特に各学部・研究科が教育の責任主体であり、大学の講義を一つの手段で見ることができないという負の側面を持っていた。これらの問題を、成績管理システムなどに手を加えずにone-stop的に処理し、かつ学部・研究科の壁を越えて講義相互の関連付けを可視化する機能を備えたシステムが現在運用中である。
アクセス
鉄道でのアクセス:
阪急神戸線「六甲」駅、JR「六甲道」駅、又は阪神本線「御影」駅から、市バス36系統「鶴甲団地」行きに乗車。『神大文・理・農学部前』もしくは「神大本部・工学部前」下車。
- 阪急六甲駅から10分、JR六甲道から約15分、阪神御影駅から約20分
- 阪急六甲駅の36系統バス停は、駅の北側になります。
- 交通機関を利用してお越しください。
参加申し込み
- お申し込みは、平成24年12月14日(金) 17:00 までにお願いします。(終了しました。)
- 事務手続きの関係から、できるだけ期限までにお申し込みください。
- 受付が完了いたしましたら、返信のメールを送らせていただきます。
お申し込みの際にいただく個人情報に関しては本シンポジウムの運営以外には利用いたしません。
- お名前 :
- 所属 :
- 連絡先メールアドレス :
- 懇親会の参加 :
実行委員会
委員長
- 熊本 悦子
委員
- 樫村 志郎 (センター長)
- 尾川 正美
- 荻野 哲男
- 田村 直之
- 番原 睦則
- 宋 剛秀
- 鳩野 逸生 (副センター長)
- 伴 好弘
- 佐々木 博史
- 今井 昭史 (事務長)
- 有働 雄二 (事務長補佐)
- 岸本 博文
- 林 文武
- 置山 小郷
- 松本 亘
- 籔本 義人
お問合せ
神戸大学情報基盤センター 情報企画係