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Becky! Internet Mail2

Becky! Internet Mailについて

Becky! Internet Mailは,RimArtsという会社が販売しているシェアウェアです.高機能なメールソフトとして広く普及しており,英語版も存在します.
シェアウェアとは,試しに使ってみて,もし気に入ったら購入するというタイプのソフトです.継続的にご利用になる際は,必ず購入手続きをされるようにお願いいたします.

Becky! Internet Mailのダウンロードとインストール

  1. ソフトウェアのダウンロード

    Becky!のダウンロードは,RimArtsのページから行うことができます. 日本語版はこちら,英語版はこちらのページの中から「自己解凍形式」のものを選んでダウンロードしてください.

  2. ソフトウェアのインストール

    自己解凍形式でダウンロードしたファイルを,ダブルクリックして実行します.この際,ダウンロードのときや,実行する際に,Windowsが警告を出すことがありますが,続行しても問題はないとのことです.

Becky! Internet Mailの設定

※以下では,日本語版の設定方法のみ記載します.

  1. メールのデータ保存先の設定

    Becky!をインストールしてから初めて起動すると,図4.8.6.1のような画面が出てきます.
    ここではメールの保存先の設定を行います.
    「新規フォルダを作成」にチェックを入れて「OK」をクリックします.


    図4.8.6.1 初回起動時の画面

  2. アカウントの設定

    Becky!の起動画面が表示されたあとに,図4.8.6.2のような画面が出てきます.これは「キャンセル」をクリックして下さい.


    図4.8.6.2 初回起動時の画面2

    Becky!の画面が表示されますので,まず初めに「ツール」の中にあります「メールボックスの設定」をクリックします.


    図4.8.6.3 Becky!の画面

    「メールボックスの設定」をクリックしますと,図4.8.6.4のような設定画面が出てきますので,「基本設定」内の空欄を埋めていきます.


    図4.8.6.4 メールボックスの設定

    1. 名前
      ご自分の名前を記入します.(外国の方がメールを受け取ったときに読めるように,半角英文字で記入されることをお勧めします)
    2. メールアドレス
      ご自分のメールアドレスを半角小文字で記入します.
    3. POP3サーバー(受信):
      右側にあります「POP3S」のボックスにチェックを入れます.「ポート番号をSSL/TLS標準の 995 に変更しますか?」とメッセージが表示されたら,「はい」をクリックして下さい.
    4. SMTPサーバー(送信):
      右側にあります「SMTPS」のボックスにチェックを入れます.「ポート番号をSSL/TLS標準の 465 に変更しますか?」とメッセージが表示されたら,「はい」をクリックして下さい.
    5. ユーザーID
      ご自分のメールアドレスを記入します(ログインIDではありません).学生は,アカウント通知書記載のメールアドレスを入力します.
    6. パスワード
      ご自分のメール用パスワードを半角英数字で記入します.アルファベットは大文字小文字を区別してください.
    7. 認証方式
      「CRAM-MD5」にチェックを入れてください.

    次に,同じウィンドウ(メールボックスの設定)の「詳細」をクリックすると, 図4.8.6.5 のような画面が出てきますので,次の欄を埋めていきます(自動的に入力されている場合もありますので,その場合は設定を確認するだけで結構です).


    図4.8.6.5 メールボックスの詳細設定

    1. サーバーのポート番号

      • SMTP:465
      • POP3:995
    2. SSL/TLS関連

      • 受信用・送信用共に「TLS 1.2」を選びます.
    3. SMTP認証

      • 「CRAM-MD5」にチェックを入れます.
      • ここでは「ユーザーID」と「パスワード」は.省略してかまいません.
      • 「ESMTPを使用」にチェックを入れます.

    全部を記入し終わったら,「OK」をクリックします.

  3. 全般的な設定

    最後に,メニューバーの「ツール」の中から,「全般的な設定」を選んでクリックしてください.


    図4.8.6.6 全般的な設定

    すると,次のようなウィンドウが出てきます.
    「メール表示」のタブを選んでクリックしたあとに,「HTMLメールの表示」の中にある「テキストに変換して表示」にチェックを入れてください.

    図4.8.6.7 HTMLメールをテキストに変換

    これで設定が完了です.

※注意事項

「詳細」設定をしなかったり,間違えたままメールを送ると,図4.8.6.8 のような画面が出てきます.


図4.8.6.8 メール送信時のエラー例

この場合,以下の点を確認してみてください.

  1. 「SMTP認証」にチェックが入っているか.
  2. 「CRAM-MD5にチェックが入っているか.
  3. サーバの「ポート番号」は正しく記入されているか.
  4. 「SSL/TLS関連」で,受信用・送信用とも「over TLS 1.0」になっているか.
  5. 「ESMTPを使用」にチェックが入っているか.
  6. メールが受信できなければ,基本設定のユーザIDがメールアドレスになっているか. (学生の方は,アカウント通知書に記載されたメールアドレスになっているか)